フランスで正規言語をいじる

パリでの一年間の留学生活を綴る(かも)

留学期間を半分終えて

4月は研究議論や進学手続き等のため日本に一時帰国していて,5月頭パリに戻ってきました.日本一時帰国の内容も後日記事にしたいと思います.

 

パリに戻ってくると,自宅近くのジョルジュ・マンデル通りの木々に花が咲き誇っていて,(100%妄想ですが)歓迎してもらってるようでウキウキしてしまいました.

パリではこの木を良く見かける気がします.なんという名前の木なのでしょうか.

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 さて,去年の10月にフランスに渡ってからおよそ半年+一ヶ月経ちました. 

あっという間すぎる

というのが率直な感想です.

  • 1〜2ヶ月目はパリでの生きてくためにやるべきことが多くて時間があっという間に過ぎた
  • 2〜3ヶ月目は大学生活に馴染むためにやるべきことが多くて時間があっという間に過ぎた
  • 3~5ヶ月目はようやくゆっくり研究,,,と思いきや新しいテーマなのでじっくり学習していたらあっという間に過ぎた
  • 6ヶ月目〜今になってあと半年しか無いことに気付いて焦る

という感じです.半年パリで過ごしたわりには,研究・仏語・文化交流それぞれの方向であまり進捗がないように感じ,少々もどかしいです.

フランス食材での自炊はとても楽しく,知り合いも増えたので生活はとても充実していますが :-)

 

特にフランス語は全然上達しませんね...

大学の人たちは皆英語が上手なのでついつい英語で議論してしまいます.フランス語を使わなくても意思疎通が出来るわけです.そのためフランス語勉強はかなりサボっていました(単語帳をパラパラ眺める程度).

 

とはいえフランス語

僕の分野では特に重要だと思います.フランスの正規言語学派は歴史的にも現在もスター揃いで,この留学が終わってもフランスの研究者達とは交流が続くはずです(続かせたいです).フランス語を喋れたほうが確実にパリでの(大学外での)生活も充実します.

彼らはフランス語に誇りを持っています(少数ですが僕の観測範囲内だと博論は仏語で書いてる人が多いです,そういうものなのでしょうか?).読まねばならない重要な論文がフランス語ということも良くあります.

なによりその国の母国語を話せない限り,その国に本当の意味で受け入れられない気がします.

 

ということで,知人に薦められた「独習向け」のフランス語によるフランス語テキストを購入しました.独習+実践訓練で頑張っていきたいと思います.実践訓練には困りませんからね ;-)

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