1週間ペペロンチーノとステーキを作り続けた
日本では
自炊は一切しない派でした.毎日,外食かコンビニ飯.やかんと電子レンジを除いて調理器具も一切無い.
しかし,パリのレストランは日本に比べて体感1.5~3倍ぐらいの値段がします.特にレストランで頼むワインは特に高くつく気がします(ワインで儲けてるのか?という感じです).
そういうこともあってパリでは学食以外はなるべく自炊していく決意をしました.新居には素敵なキッチンと調理器具が揃っているので.
とりあえず基本となるパスタ料理を修める
パリに着きたての頃に泊まっていたヴァンドームの宿で,同僚のはない君にパスタの基本的な作り方(塩ゆでや乳化の話)を聞いてパスタを作った「ぐらい」しか料理の経験がないので,とりあえず聞いた作り方をベースに「パスタ料理をちゃんと作れるようになろう」と思い立った次第です.乳化には感動しました.
ちなみにこっちではパスタ1kgが160円,塩1kgが100円ぐらいで買えます.レストランは高いけど食材は安い.
ということで1週間ペペロンチーノ,とそれだけでは寂しいのでステーキ,を作り続けてみました.
なぜ同じものを作り続けたかというと,その方が覚えが早くなるし上達を感じやすくなるだろうと思ったからです.自分で食べていると(最初に比べると)上達をひしひし感じました.
1日目
- ペペロンチーノは乳化失敗.茹で汁の量が多いことに反省.
- にんにくも焦がしてしまった.あともっと薄く切るべき.
- 塩味が薄い.まだ茹で汁に入れる塩の加減がわかっていなかった.
- 初日はステーキでなくハンバーグでした.可もなく付加もなく.
2日目
- 乳化に使う茹で汁の量を少なくしてみた.食感は良い感じ.
- 塩味も◎.ソースは弱火で作るようにした.こっちの方がにんにくの香りが出る.
- ステーキはちょっと焼きすぎた.焼き加減が難しい.
- ステーキのにんにくも焦げすぎた.
ちなみに使ったお肉は3.13ユーロで焼き加減もこんな感じ.
3日目
- この日からパスタは「箸でなくフォークで食べた方が美味い」と思い始める.
- 乳化良い感じ.良い感じにオイルが麺に絡んで美味しい.
- ステーキは昨日と逆にレア過ぎた.肉を焼くのは難しい.
- でも付け合せのにんにくは良い感じ.
4日目
- この日からニコニコ動画にあるサルバトーレ・クオモのペペロンチーノの作り方を参考にするように
- パセリも買った.出来上がりの見た目彩りが良い感じに.
- エクストラバージンのオリーブオイルは後で足す.
- にんにくはなるべく薄く均一に.焦がさないように.
- ペペロンチーノが劇的に美味しくなった.
- ステーキはまぁまぁ.
5日目
- ペペロンチーノはなかなか良い感じに.
- あとはいかにソースを美味しく仕上げるかの勝負.
- にんにくはなるべくうすく,オイルになるべく香りを移し,茹で汁の分量を間違えず.
- 今日はお腹が空いてたのでラム肉150g×2つ
- キロあたり13.90ユーロのラム肉.焼きが上手く行った.
6日目
- 昨日食べ過ぎたので今日はペペロンチーノのみ.
- ペペロンチーノは安定.美味しい.
- パスタ保存用の瓶を買った.
7日目
- 一週間目.最初に比べるとペペロンチーノは比べ物ならないぐらい美味しい.
- そろそろ他の具材を入れたり工夫を加えてみても良いかも.
- ステーキも上々.だけど肉を焼くのは難しい.
- 肉は側面も焼く.
次は
ペペロンチーノは大分安定してきた.次は他のパスタ料理にも挑戦してみよう.ステーキはよくわからないので保留.
というかフランスにいるのだからフランスっぽいのを作ってみたい.
何かおすすめありませんかね?